Darning socks

今回も私物から〈ウールのソックス〉のお直しのご紹介です。

7年ほど前に購入し、冬になると足元を温めてくれるウールの靴下。

以前はルームソックスに活用してましたが、近年はアトリエでも重ね履きとして毎年冬には活躍をしていてくれました。

かかと部分、特に右足はだんだん毛糸が細くなり、ついには破れ、どんどん大きな穴に広がっていき、恥ずかしい様子になってしまいました。

お気に入りのウールのソックスをまた来年も履きたい!本当に好きなんだな、このソックス。購入した時以上に好きだと思っていることに驚く。この発見は好きが続くことの嬉しさを感じられる事でした。



今回は「ダーニング」ヨーロッパで伝統的に行われている、衣類の穴あきや擦り切れを補修する針仕事を行いました。

用いる毛糸はオフ白をメインに、靴から覗く事を見据えてアクセントの黒毛糸でデザインを加えました。

これでまた来年寒い冬を迎えて、このソックスを履けると思うとお直し時間も楽しく手が止まりません。



今年もお世話なった冬服たち、来年に向けてのお手入れをお勧めします。

どうぞ参考にしてみてください。

atelier rei

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