homes collection
扇町の家
スチールで骨組みを造作した照明、ファブリックで照明カバーを製作させていただきました。
イメージを共有して素材選定からはじまります。点灯消灯時の様子は生地サンプルを照明にあてて実際に目で確かめ感覚を大事して素材を決めていきます。素材決めのやり取り、こんな光景も現場ならではの発見があって楽しいです。
試作も繰り返しお引き渡し日、ダイニングテーブルを主役に設計されたダイニングルーム。カッコいい、存在に圧倒されたダイニングテーブルでした。その主役のテーブルも届くタイミングに合わせて粋なセッティングをしてくださるご夫婦、言葉にならない。
生地の特性を活かして、カチカチに決め過ぎない、風合い。佇まい。単純な形をどのように収まりよくできるかな。脳は反して複雑化して活動し始めてしまうでもやっぱりスマートな収まりがいいよね、固定するための隠しスナップボタンが閃いた。
何よりもファブリック好きな方との共同製作は私自身も刺激と良い緊張感ももらった製作でした。引き続きダイニングテーブルに合わせたテーブルクロスをお届けします。ある意味とてもファッショナブルなコーディネートになるテーブルクロスです。お楽しみに。
建築家ご夫妻ご自宅の一部分に携わらせていただきました。打ち合わせ時で感じたことは強くて優しい、作り手にも<良い問い>を立ててくださる。プロセスを共にして価値や気づきを与えてもらいました。胸にまたひとつ大事なものを入れる経験になりました。
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